・チャットルームとかネットって2・チャットルームとかネットって 22002年春ごろだったろうか。私はいわゆる出会い系サイトで知り合った 30代後半の日本人男性とメール交換を始めた。 ・・・というより私はE-mailのやりとりをしたかったのだ。しかしその男性は 何を勘違いしたのか、携帯でのメル友を私が探していると思ったらしい。 ちゃんと説明したんですけどねえ・・・。 私は携帯でのメールのやりとりはあまり好きではない。 メールを受け取ったらすぐにでも返事を返さなくちゃいけないようで、急かさ れる感じが嫌いだ。だから待ち合わせの連絡程度にしか使わない。 というわけで、私はその男性に携帯のメールアドレスはあげなかった。 しかしその人は、1日に3・4回 「おはよう」 「今、何してるの?」 などの一言メッセージを送ってくる。 PCのメールはどう考えても1日に3回以上チェックしない。すぐ返信しない私に その人は怒り出した。 「どうしてすぐ返事くれないの?!」 私はあなたのために1日中PCの前に座ってるわけにいかないのよ!説明するの もういや! そのうちその男性は、ヨーロッパに転勤になるかもしれないというメールを 送ってきた。 私は素直に、「チャンスだもん、行けるのなら行った方がいいね」という内容の メールを返信した。 その返信は、 「僕がヨーロッパに行っちゃったら一緒に住めなくなっちゃうね・・・」 なんじゃこいつー?! 私が六本木でかわいい男の子と話しをした、と書くと 「キミにはもう彼ができちゃったんだね・・・」 話しをしただけでどうして彼になっちゃうのー?! 2ヵ月ほどたって、付き合いきれなくなった私は、どうも私の言ってることが きちんと把握されてないようだから、もうメールは出さない、と書いた。 男性は、マズイ、と思ったのか、書いたことが気に障ったらごめん、という メールを書いてきた。 でもそこで返事を書いてもどうせ同じことの繰り返し。 その後、男性からヨーロッパではなく神奈川に(?)引っ越すというメール はきたが、それ以上のメールはこなくなった。 ある男性から聞いたのだが、思い込みの激しい人はネットでだけの付き合い をバーチャル恋愛化して、現実と区別できなくなる、と。 どうして顔も知らない、実際に話したこともない、自分はいつも2、3行の メッセージしか書かないのにそんな思い込みができるのだろう・・・。 電話ででも話さなくて良かった。怖かったもん。 それから半年ほど経って、あるメールが届いた。 名前は書いていない。しかしよーく考えると、その男性の以前のアドレスに数字 を足しただけ。 「これが僕です!」との一言と写真だった。 せめて名前くらい書いてよ・・・。 男性も女性もどうぞお気をつけあれ! ジャンル別一覧
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